ドリームバスター 4 (4)


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2006年10月30日

我らが隣人の犯罪

我らが隣人の犯罪


◇作品の内容◇ 「BOOK」データベースより

僕は三田村誠。中学1年。
父と母そして妹の智子の4人家族だ。
僕たちは念願のタウンハウスに引越したのだが、隣家の女性が室内で飼っているスピッツ・ミリーの鳴き声に終日悩まされることになった。
僕と智子は、家によく遊びに来る毅彦おじさんと組み、ミリーを“誘拐”したのだが…。
表題作以下5篇収録。

 我らが隣人の犯罪
 この子誰の子
 サボテンの花
 祝・殺人
 気分は自殺志願〈スーサイド〉


◇作品のレビュー◇ by ゆうすけ

 我らが隣人の犯罪

父さんの都合で引っ越しをし、いわくつきの家に住むようになる話。
といっても前の住人が自殺したとか、そんな物件ではない。

隣の住人が飼っているミリーという室内犬が問題で、いつもキャンキャン吠えまくってる。

父さんも母さんも寝不足になってしまって、小学生の僕がミリーを誘拐する計画をたてる――
そのあと事件は急展開。

短編策五つの中でも、我らが隣人の犯罪が際立って良かった。
主人公の小学生がいきいきとしていて、ストーリーにも引き込まれてしまい、休むことなく読みきってしまった。

宮部みゆきさんのデビュー作は、『パーフェクト・ブルー』だと思われがちだが、それは長編のことで、実際のデビュー作は、この我らが隣人の犯罪。

第26回オール讀物推理小説新人賞を受賞したことからも理解できるように、これまでも、これからも宮部みゆきさんの代表短編作であることは間違いないと思う作品。


 気分は自殺志願〈スーサイド〉

自殺志願者の男性が駆け出しの推理作家に、自分を殺してほしいということから物語が始まる。

ここまでだったらありがち?なストーリーだが、意外な方向に進む内容に本を手放すことができなくなった。

自殺志願者の男性は、生活も仕事も不自由していない。
だけど、自殺したいと言う。
そんな背景には、とんだ事実が隠れていた。

ちょっと切ないけど、最後にはハッピーエンドが訪れる。
あたたかい気持ちになれた作品でした。

宮部みゆきさんの作品は基本的にはハッピーエンドで終わり、読んだ後には『読んで良かった』という気持ちになれる。
だから、僕は宮部作品を読み続けてしまうのだろうな。


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posted by ゆうすけ at 14:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 宮部みゆきさんの作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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